ワクチン接種


屋久島の主な産業は観光業とサービス業。第一次産業はどこの町でも後継者不足で高齢化が進んでいて、第2次産業はこの島だけでは連携が取れないこともあって、島外からの観光客に来ていただくことで大きな糧となっている。
ということもあって観光協会や商工会が事業者とそこに勤める従業員に優先接種しますと連絡が来て、申し込んで接種日が2回とも日曜になり、どうしてもガイドの仕事や集落の草刈りとも重なってしまい、これを回避したいと思ったらキャンセル待ちもままならないスケジュール、結局予定された日に接種することにした。島ではコロナに感染するリスクは低いだろうけれど、万一の重症化と後遺症には備えたいし、これから夏に向けて緊急事態宣言が出されていても観光客がやってきているのは、例年ほどではないがレンタカーの数を見ればわかる。
当日のガイドの仕事を知人に代理を依頼し、集落の奉仕作業に精を出し、汗を流して生垣のクズやヘクソカズラを伐っていたら何やら激痛・・・アブ?と思って払ったらまたもや激痛、それもアブの比じゃないくらいの痛み。アシナガバチがブンブンと攻撃態勢で向かってきて一時退散。みるみるうちに腫れて痛みだした。
心配はその後のワクチン接種で、あと1時間半後には集合時間がせまり、この状態で打っても大丈夫なのか?こっちは医者でもないのでドキドキしながらシャワーを浴びて接種会場に赴いた。
問診表に記入し、蜂に刺されたことを受付の女性に言うと、何やら驚きの表情で、問診票に追記され付箋を貼られ、ちょっと緊張した。その後お医者様がアレルギーの薬を飲んだ方がいいというので接種後購入することにした。





接種は滞りなく終わり、15分の安静時間も過ぎた。その間他に具合が悪くなる人も現れず、何事もなく帰宅した。そして数時間後何やら注射した付近が痛くなってきた。激痛ではないが筋肉痛のような感じ。あと全身の倦怠感というか疲労感?耐えられない程ではなく、気のせいか?とも思えるほどで、気にならないと言えばならない。これは朝の奉仕作業の疲れか暑さでこうなっているのかはわからないし、朝5時おきだったので、いつもなら昼寝するのに今日はしていないから睡眠不足ということだけかもしれない。
体温は普通で、火照った感じもしない。まあこれから出るのかもしれないけれど、今は何も心配なことは起きてはいない。






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